2011年12月6日火曜日

2011/11/26: 蕎都(新潟市)

新潟で蕎麦と言えばへぎ蕎麦のイメージが強いわけですが、へぎ蕎麦は十日町あたりの中越地方の名物で、新潟市内にはいろんな蕎麦屋があるようです。とは言え、地方の蕎麦屋は車で行く場所が多いので、電車使ってお手軽に行けそうな店を探して、老舗の「蕎都」に行ってみることにしました。新潟駅から越後線青山駅で降りて、10分くらい歩くと付きます。住宅街の中なのであまり目印になるようなものはありませんが、道のりは単純なのであまり迷う余地はありませんでした。



自宅で営業しているようです。駐車場は裏手にありますが、既に二台停まっていました。さすが老舗だけあって、開店直後から客が来るようです。店内の作り付けのテーブルは三角形になっていたりして、ちょいとしゃれてます。


 三色蕎麦を頼んでみました。


左から、胡麻切り。更科粉のしゃっきりした仕上がりで、香りもしっかり立っています。


茶そば。更科粉に抹茶を練り込んだ変わり蕎麦の定番の一つです。胡麻切りよりも、抹茶の粘度が高いのか、ややもっちりした感触もあります。


せいろの三色です。切りは端正で丁寧な仕上がりです。

一茶庵系の標準的な蕎麦つゆで、やや酸味を含んで辛すぎず、変わり蕎麦の味わいにもマッチしたものです。やはり一茶庵系では変わり蕎麦を頼んでみたくなるものですが、新潟市内で30年以上続く一茶庵系の老舗のいい仕事を見せてもらいました。また来る機会があるかどうかよく分かりませんが、また訪れてみたい店です。

実は、ちょっと早めに着いてしまったので、近所をぶらぶらしたところ、古澤屋青山店(会津蕎麦)、利休庵青山店(へぎ蕎麦)などもあり、意外な蕎麦屋スポットのようです。

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