2011年12月11日日曜日

2011/11/29: 中の森(熊本市)

JR水前寺駅のすぐ近くにある「手打百藝 中の森」。


店構えは古民家風。店内も古民家風で、BGMはジャズ。
開店してすぐの時間に入ったので、他に客も無し。メニューを見ると、だてに手打百藝を名乗っていないというか、実に他種類の蕎麦を打っていて、全部で5種類+うどんなので、たいした蕎麦屋。


発芽そばとさらしなの二色盛りを頼んでみました。


発芽したそばの実を使っているので、確かに独特のぬめり感があって、おもしろいけど私としてはこれはどうかなあ、次に来たときに頼んでみるかどうかはよくわかりません。やっぱり、蕎麦はしゃっきりしているほうがいいような気もします(^_^; でも、他ではあまりみかけない蕎麦なので、やはり一度は食べてみなければ・・・


さらしなはすっきりした打ち上がりでなかなか良かったので、変わり蕎麦も食べてみたいと思いました。
そばつゆは、さらしな系もあるので、それほど辛めではありませんが、いいだしの利いたこくのあるそばつゆです。


次に熊本に行くのがいつになるか分かりませんが、再訪して別の蕎麦も食べてみたい感じです。

2011年12月10日土曜日

2011/11/28: 東庵(熊本市)

所用を済ませた夜、3月に来たときにチェックしておいた老舗の東庵に行ってみることにしました。
二本木にある老舗です。向かいには、有名なラーメン屋の黒亭があります。


入ってみると他に客も無く・・・ひとまず、むかごで一杯。カウンターのおやじさんと話ながら飲んでましたが・・・冷蔵庫にKIRINて書いてあったので油断してビールって頼んでみたら出てきたのがスーパードライだったので、ちょっとびっくり。


ついでに、いかげそを酢味噌で。ここは蕎麦だけでなく、寿司も出てくるらしくて、肴もいろいろある感じですね。


おそばは、こんな感じで、機械打ちですが、老舗らしくそば粉はそれなりのものを使っている印象。


気さくなオヤジがいて、飲みながら締めに蕎麦と言う飲み方するには、お値段も手頃ないい蕎麦屋だと思います。

2011年12月9日金曜日

2011/11/28: 雪花山房(熊本市)

熊本県内の蕎麦屋と言えば、これまで「蕎麦や漱石」以外に行ったことがありませんでしたが、他に熊本県内で有名なのは小国のそば街道。ここらは車で行かないとなかなか回れません。

今回は所用のついでに熊本市内の蕎麦屋探索と言うことで、第一弾は「雪花山房」です。名前からして、達磨高橋さんの弟子らしいと推測したところ、食べログのコメントにもそのような記述がありました。



店は、市電で「通町筋」で降り、上通から上の裏通に抜けて、すぐ。上通の裏というすごいネーミングの通りですが、いろんなお店があって、なかなかしゃれたレストランなんかが並ぶスポットのようです。店構えも新しいので、まだまだ新進気鋭の蕎麦屋っぽい感じを受けます。


せいろセット1400円だったかな・・・せいろだけ800円もあるのですが、せっかくなので、どんなものが出てくるのか試しということでセットにしてみました。前菜は野菜。


で、せいろです。


アップにしてみるとほんとに旨そうな感じが再燃。熊本は水もいいところですし、自家製粉して、いい蕎麦打ってます。蕎麦つゆは、達磨系のワインビネガーが利いた蕎麦つゆですね。


この湯桶がなかなかみかけない銅製のりっぱなものです。でも、銅なので熱が伝わりやすいから、取っ手も熱くなるらしい(^_^;


デザートは葛切りに柿、なかなかいい柿でした。

と言うわけで、セットの値段は熊本市内の昼食にしては高めですが、良い蕎麦屋です、場所的にもちょいと小粋なランチ向けだと思います。

酒のメニューにも豊の秋など、達磨系で定番のものが揃っているようでしたので、夜も行ってみたい店ですね。


2011年12月8日木曜日

2011/11/27: 彦(佐賀市)

佐賀市内の蕎麦屋としては東光庵が有名であったが、跡を継ぐ人もなく閉店となってしまったそうで、今、佐賀市内の蕎麦屋としては、三瀬そば街道と呼ばれている三瀬地区にある蕎麦屋群が有名らしい。三瀬地区は、町村合併で佐賀市になったわけで、佐賀駅前からは、車でえんえんと走ります、30分くらいですかねぇ。

もっとも、そば街道と言われるようになったのは、ここ十数年の話のようで、一番最初に店を持ったのは「三瀬そば」。とは言え、今回はそこには行きません(^_^;

理由は、三瀬そばには運転手の友人が何度か行ったことがあり、今回は違う店ということで、候補に挙がったのが、この「十割そばとシャモの彦」です。三瀬そば街道の一番奥の方にあり、途中で「三瀬そば」などを通過。11時過ぎでしたが、「三瀬そば」の駐車場には多くの車が・・・大人気のようでした。

ところがですね、「三瀬そば」を通過してもなかなかたどり着かないんですよね、「彦」。まだ先かよ、そろそろ三瀬トンネルに入っちゃうんじゃないのというようなところまで来て、ようやくみつかりました(^_^;



さて、たどり着いた「彦」は、こんな外観の一軒家ですが、ここもかなり人気のようで、テラス席はすぐに満杯になりました。



まずは、そばがきを頼んでみました。それから、他のテーブルで頼んでいたのを見て、鶏の唐揚げも頼んでみたのですが、写真取り忘れました(^_^;



三瀬鶏つけ汁蕎麦の、つけ汁。具がたくさん入っているので、先に食べてから蕎麦を漬けるように言われました(^_^;



で、後から出てきたせいろのほうは、一見、量が多そうに見えますが、わりと薄くまんべんなく盛りつけてあるので、わりと普通の量です。盛りつけが上手い(^_^;



みずみずしい十割蕎麦です。

食べ終わって外に出てみたら、店の外には行列ができていました。三瀬トンネルを抜けると福岡なので、福岡県からの客も多いようですが、駐車場の車の中には長崎ナンバーもありました。

2011年12月7日水曜日

2011/11/26: 蕎麦本陣 大はし(新潟駅前)

新潟駅北口を歩いていたら、十割蕎麦と言う看板が目に付いたので、つい、入ってみました。蕎麦本陣 大はし


駅前のビルの一階の中にあって、なかなかしゃれた内装です。すごく期待できそうな雰囲気。店内にはカウンター席とテーブル席があり、夜の営業をメインに考えた店のようです。


せっかくなので、ビールで一品。いご練りという海草を練った、まあ、おきゅうとみたいなもので、でも、おきゅうとほど酸味はありません。わりと食べやすい感じで、梅味噌でいただきました、これはなかなかいい肴です。佐渡の名産だそうです。今回は佐渡に行かなかったけど、これで佐渡に行った気分に(笑)


蕎麦は二色を頼んでみました。せいろと挽きぐるみ。どちらも機械製麺の10割だそうですが、挽きぐるみのほうが蕎麦らしい感じがあって良い感じです。


蕎麦つゆは、蕎麦を全部漬けて食べられるくらいなので、それほど辛くはありませんが、たぶん、このあたりで営業するにはぎりぎりの辛さなのかもしれません。

新潟駅前で、蕎麦屋酒の営業スタイルで頑張っている新店のようですので、夜行く方がいいんじゃないかなあと思います。

2011年12月6日火曜日

2011/11/26: 蕎都(新潟市)

新潟で蕎麦と言えばへぎ蕎麦のイメージが強いわけですが、へぎ蕎麦は十日町あたりの中越地方の名物で、新潟市内にはいろんな蕎麦屋があるようです。とは言え、地方の蕎麦屋は車で行く場所が多いので、電車使ってお手軽に行けそうな店を探して、老舗の「蕎都」に行ってみることにしました。新潟駅から越後線青山駅で降りて、10分くらい歩くと付きます。住宅街の中なのであまり目印になるようなものはありませんが、道のりは単純なのであまり迷う余地はありませんでした。



自宅で営業しているようです。駐車場は裏手にありますが、既に二台停まっていました。さすが老舗だけあって、開店直後から客が来るようです。店内の作り付けのテーブルは三角形になっていたりして、ちょいとしゃれてます。


 三色蕎麦を頼んでみました。


左から、胡麻切り。更科粉のしゃっきりした仕上がりで、香りもしっかり立っています。


茶そば。更科粉に抹茶を練り込んだ変わり蕎麦の定番の一つです。胡麻切りよりも、抹茶の粘度が高いのか、ややもっちりした感触もあります。


せいろの三色です。切りは端正で丁寧な仕上がりです。

一茶庵系の標準的な蕎麦つゆで、やや酸味を含んで辛すぎず、変わり蕎麦の味わいにもマッチしたものです。やはり一茶庵系では変わり蕎麦を頼んでみたくなるものですが、新潟市内で30年以上続く一茶庵系の老舗のいい仕事を見せてもらいました。また来る機会があるかどうかよく分かりませんが、また訪れてみたい店です。

実は、ちょっと早めに着いてしまったので、近所をぶらぶらしたところ、古澤屋青山店(会津蕎麦)、利休庵青山店(へぎ蕎麦)などもあり、意外な蕎麦屋スポットのようです。

2011年12月5日月曜日

2011/11/25: 天地豊作(新潟駅)

新潟駅につながっているCoCoLoと言うショッピングセンター、ビックカメラとか入ってるんですけど、その一角の天地豊作。新潟名産品を集めて営業している店のようだったので、地元の珍しいものを食べられるかと期待して入ってみました。

このからむしめんというのが気になったので頼んでみた次第です。

















からむしめんとたれかつのセット。

実は茹で方が悪かったようで、ダマがあったりしたうえに、食感もなんかゴムみたいな感じだったので、食べきれずに残してしまいました。そばつゆも地方にありがちな甘めのものだったので、合いませんでした。ちょっと残念。この麺はトマトソースなんかでたべるほうが合うかもしれません。

2011年8月26日金曜日

2011/7/21: 総本家小松庵(池袋)

この日も木曜日なので、トランペットのレッスンの帰り。



まずは生ビール小。この日のフロアは、最近入った若いおにいさんだったので、割り箸が出てきている・・・

焼き茄子も頼んでみました。



そして、この日は気温があまり高くなかったので、夏場にもかかわらず、花巻なんぞ頼んでしまった私であった・・・

2011年8月25日木曜日

2011/8/21: 津右衛門(京急蒲田)

元シアズのジョイブラス(今、女医ブラスと変換されて、ちょっとドッキリ。そりゃ、トランペット吹く女のお医者さんもいるだろうよ、うんうん・・・)でポケットトランペットを買った帰り、やはりここまで来たからにはどこぞの蕎麦屋に、と言うことで、最寄りの手打ち蕎麦屋、「津右衛門」へ行ってみました。

なかなか、おしゃれな外観。

このシーズン限定の冷や鴨そば。

焼いた鴨肉、刻んだキュウリ、そしてたっぷりの白髪ネギ・・・

あれ、写真では全然蕎麦が見えませんね・・・と言うわけで、ちょっと掘り起こして蕎麦の写真も。

のんびり食べているうちに、店が空いてきたなあと思ったら、表に出てみると蕎麦が無くなったので売り切れじまいと書いてありました。

ポイントカードもらいました。また行くかどうか分かりませんが・・・たぶん、行くときは、また、ジョイブラスの帰りではないかと・・・(^_^;

2011年8月24日水曜日

2011/8/12: 総本家小松庵(池袋)

池袋ルミネ7Fの総本家小松庵は、私が一番利用頻度の高い蕎麦屋である。と言うのも、毎週2日もルミネ10Fのシマムラミュージックサロンに行くので、レッスン帰りにちょっと立ち寄ってしまうからである。

この日はトランペットのレッスンの帰り。

私としては珍しく、コース料理を選択。「蕎華」と言うコース。もちろん、「蕎麦は後でお願いします。」基本ですね。

そして、まずは生ビール小をオーダー。よく来るので、なじみの店員は箸置きだけ持ってくる。すっかり、マイ箸のなじみ客と認識されている次第。

さて、この時点で、私の心は既に決まっている。ひとまず、喉の渇きをさらっとうるおした後は日本酒を一合。日本酒を飲まないと決めた日には生ビール大である・・・が、生ビール大の日はあまり無い(^_^;

この日の「蕎華」は
  • 前菜
    • とまと黄身酢
    • 炙りヤングコーン
    • 甘長そば味噌かけ
    • 揚げ冬瓜
    • 葉唐辛子当座煮
    • 鴨ロース旬菜巻き
  • お造り
    • 本日のお造り
  • しのぎ
    • 俵ご飯 又は 香の物
  • 天ぷら
    • 魚介一種 旬野菜三種
  • 蕎麦
    • せいろ
池袋の小松庵は、2012年3月までだそうで(Webサイトには2011年12月までと書いてあるけど、店員の話ではその後3月までに変更になったそうです)、来年4月以降、レッスン後の私はどこへ行けばいいのか・・・と言いつつ、池袋東武13Fの「たつみ」か、池袋西武8Fの「たなか屋」と言うことで答えは出ているのですが・・・(^_^;

2011年8月23日火曜日

2011/8/9: 串兵衛(高円寺)

高円寺の居酒屋串兵衛へ行く。

日本酒をいろいろ飲んだが、私の好みから言えば
- 王禄: ○
- 十九: ◎
- 夏田冬蔵: ×
- 愛宕の松: ○
- 川中島: ◎
という感じであった。次回行く時まで覚えていないと思うのでメモ。

その後、信濃に寄って締めの蕎麦食って買えるつもりだったが、既にシャッターが降りていた、残念・・・
食べログでは営業時間は18:00~22:00となっており、我々が寄ったのは21:00くらいだったのだが・・・と言うわけで、締めの蕎麦を食べ損なったブログになってしまった次第。

2011年8月22日月曜日

2011/8/9: 四季のそば膳 えの本(南与野)

なんかよくわからないが、昨年の10月に心機一転とか言っておきながら、ずっと放置していたようである。気がついたので最近の話から適当に書いておくことにする。
「四季のそば膳 えの本」は埼玉大学の近所。南与野駅から埼玉大学方面行きのバスに乗っていて、たまたま目に付いたので、帰りに寄って昼飯。入り口の脇に打ち場がある。平日で時間的にちょっと早かった(11時過ぎ)ので、他に客もなし。手打ち蕎麦屋としては店舗の規模はかなり大きい方、食べログによると67席だそうで・・・


初めて入った店で、普通はせいろを頼むけど、ここは二色せいろがあったので、そちらにしてみた。

二色せいろ(1,000円)
  • そば
    • せいろ: 細打ちで十割か。味や香りはそれほど強く感じないのはこの蕎麦粉(キタワセ)の一般的な特徴だと思う
    • 田舎: 挽きぐるみで色は黒っぽいが、細打ちで太さはせいろと変わりなし。せいろよりももっちりした感触はおもしろい
  • そばつゆ: 一茶庵系っぽい、やや酸味を感じる、優しい感じのそばつゆ
  • そば湯: 後から出てくる。濃いめの調整
  • 薬味: 長ネギと山葵
  • 蕎麦粉: 群馬産キタワセ
蕎麦を食べ終わった頃合いにそば湯が出てくるし、フロアのサービスレベルは高い方だと思う。蕎麦自体のクオリティも悪くない。蕎麦の太さも私の好みとしては細すぎないぎりぎりの太さであるし、切り幅も揃っており、丁寧に打たれた蕎麦であることも確かである。

すごくわがままなことを言えば、あまりにきれいな建物と内装のおかげで、蕎麦屋に入った感じがあまりしない点がやや不満だったりするわけですが(笑)、全般的に合格点、近くを通りかかったらまた寄ってみたいお店です。